公式LINEを開設したカウンセラーが、次に必ずぶつかる壁があります。
「登録してくれた人に、何を送ればいいか分からない」
「ステップ配信を設定したけど、これで合っているのか自信がない」
そういう声をよく聞きます。
僕は心理カウンセラーと、そのカウンセラーが運営するオンラインコミュニティの集客を5年以上担当し、広告費ゼロで月60〜120万円の売上を安定させてきました。そのなかで、ステップ配信の設計を何度も改善してきた経験から書いています。
この記事の内容は、コーチやセラピストなど支援職全般にも当てはまります。
結論を先に言うと、カウンセラーのLINEステップ配信は僕の経験上、まずは3通の設計がもっとも扱いやすく、機能しやすいと感じています。この記事では、その理由と各通の具体的な書き方を解説します。
LINEステップ配信がカウンセラーに必要な理由
公式LINEに登録してくれた人は、すでにあなたの発信に興味を持った人です。YouTubeやブログを見て、「もっと話を聞きたい」と思って登録してきた。この熱量は、登録直後が一番高い。
ステップ配信は、この熱量が高い瞬間を逃さずに届けるための仕組みです。登録直後が最も反応を得やすいことが多いですし、日にちが経つほど関心も熱量も下がりやすいです。だからこそ、登録直後に自動でメッセージが届き、短い日数で届く設計が必要です。
SNSと違って、LINEはこちらからメッセージを届けられます。開封率はメールマガジンの5〜10倍と言われていますが、それ以上にスマホに通知が届くという強さがある。「いつか見ておこう」ではなく、すぐ開いてもらえる媒体です。
ステップ配信は3通がちょうどいい
7通・10通にわたって配信するという設計をしているカウンセラーもよく見かけますが、少し長いです。実際、私も最初は「7日間動画配信」という形でやっていましたが、配信が続くほど離脱率は上がり、ブロックされるリスクも増えました。
一方で、1通だけだと自己紹介で終わってしまい、相談申し込みへの流れが作れません。
3通がちょうどいい理由はシンプルで、それぞれに明確な役割を持たせながら、読み手にとって負担になりすぎない量だからです。
3通それぞれの役割はこうなります。
1通目 プレゼント配布+自己紹介の設計
1通目の役割は2つです。約束していた無料プレゼントを渡すことと、あなたが何者かを伝えることです。
いきなりリンクを送るだけでは雑に見えます。「登録してくれてありがとうございます」という一言と、このプレゼントを作った理由を短く添えるだけで、受け取ったときの印象はかなり変わります。
また、自己紹介は実績を並べるより、自分がどんな状況にいる人の力になりたいかを伝える方が響きやすいです。「私自身も、〇〇で悩んでいた経験があります。だからこそ〇〇で困っている方の力になりたいと思っています」という形で書くと、読んだ人が「自分のことだ」と感じやすくなります。
2通目につながる終わり方を入れる
1通目の最後に「次のメッセージでは、ここで渡した内容をどう活かせばいいかをもう少し具体的にお伝えします」と一言入れておくと、2通目への流れが自然になります。受け取る側に「続きも見てみよう」と思ってもらいやすくなります。
2通目 ノウハウ配信の書き方
2通目の役割は、あなたの専門性を実感してもらうことです。「この人からもっと話を聞きたい」という感覚を強めるためのメッセージです。
プレゼントの内容が集客の全体像なら、2通目はその中でも特に重要な1点を深掘りするイメージで書くと自然につながります。プレゼントの補足や続きとして読める形にすると、違和感なく読み進めてもらいやすいです。
ここで大事なのは、全部を教えきらないことです。価値ある情報を届けつつ、「自分のケースに当てはめるとどうなるか」はまだ読み手の中で整理しきれない状態にしておく方が、次につながりやすくなります。「大事なことは分かった。でも実際に自分の場合はどう考えればいいんだろう?」と思ってもらえる状態を作ることがポイントです。
3通目を開く理由も作っておく
2通目の最後に、「次のメッセージでは、この続きを踏まえて特に大事な部分をお伝えします」と入れておくと、3通目を開く理由ができます。3通目がただの案内ではなく、続きとして受け取ってもらいやすくなります。
なお、LINEで読む文章はブログ記事とは違います。スクロールが3〜5回ほどで読み切れる量を意識した方が、最後まで読まれやすいです。長すぎる文章は後回しにされやすくなります。
3通目 ノウハウ+個別相談案内の設計
3通目の役割は2つです。2通目の続きとして大事なノウハウを届けることと、必要な人に個別相談という次の行動を案内することです。
3通目が案内だけになってしまうと、開かれにくくなります。だからこそ、2通目の続きを読む感覚で受け取れるように、ここでもしっかりノウハウを入れることが大切です。「最後に大事な視点をもう1つお伝えします」という流れにして、そのうえで個別相談の案内につなげると自然です。
また、個別相談もノウハウの延長で案内すると違和感が出にくくなります。たとえば「ここまでは共通して大事な考え方ですが、実際には状況によって優先順位や改善ポイントが変わります」とつなぐと、情報提供の続きとして相談案内を置けます。
案内は強く売り込まず、自然に背中を押す
「申し込みはこちら」と強く出すより、「詳しい内容はこちらで確認できます」という形の方が自然です。すでにLINE登録してくれている人には、強く売り込むというより、必要なら次に進める導線を置いておくくらいの温度感の方が合いやすいです。
また、「相談してください」と促すより、「まずは現状を整理する場として使ってください」と伝える方が心理的なハードルは下がります。「何かを決める場ではなく、今の状況を確認するだけでも大丈夫です」という前置きがあると、動きやすくなる人は多いです。
人数制限を伝えたい場合も、「今月限り」「今すぐ」などの強い煽りではなく、「個別で見られる人数には限りがあります」といった言い方の方が、誠実さを保ちながら必要な案内ができます。
よくある失敗パターン3つ
失敗① 登録者にいきなり申し込みページを送る
1通目から「サービスの詳細はこちら」という案内を送ると、ほぼ確実に無視されます。登録者はまだあなたを知り始めた段階で、大きな興味と信用を得てはいません。段階を踏むことが大事です。
失敗② コンテンツの内容が薄い
「とりあえず自己紹介と案内を送っておけばいい」という考えで作った配信は、読んだ人の心が動きません。プレゼントや2通目のノウハウは、「この人から話を聞きたい」と思ってもらえるだけの中身が必要です。登録直後の熱量が高い瞬間に薄いコンテンツを届けると、そのまま関係が終わります。
失敗③ 無料プレゼントの質が低い
登録の動機になった無料プレゼントのクオリティが低いと、1通目を受け取った瞬間に温度が下がります。「もう少し詳しく聞きたい」と思ってもらえる内容を、プレゼントの段階から用意しておくことが、全体の設計に影響します。
まとめ
LINEステップ配信は、一度設計してしまえば自動で動く仕組みです。YouTubeやブログからLINEに来た人が、自動的に「知る→信頼する→相談したい」という流れに入ってくれます。
3通という短い設計ですが、それぞれの通の役割を理解して書けば十分に機能します。「何を送ればいいか分からない」と感じているなら、まずこの3通の枠組みから始めてみてください。
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